SSブログ
2024年04月24日| 2024年04月30日 |- ブログトップ

バイク整備 [バイクのこと]

以下、GSX-S750での内容です。


●スクリーン交換

 物は試しで昨年末に購入、年始に取り付けたスクリーンでしたが、ある程度の効果はあったものの、期待には少し足りないものでした。

スクリーンが無い時に比べると、確かにヘルメットの風切り音が変わりましたが、防風性能までは至らなかったため、ヨシムラ製のスクリーンに交換してみました。

 一般道でも、ヘルメットの風切り音に変化が感じられ、明らかに音量が下がっています。

 また、外観上での一体感も以前のスクリーンとは段違いで、高級感があります。価格を考えると然るべきですが、更に取付金具自体もコストがかかっています。

 前のスクリーンでは、重要パーツ、Fフォークのトップブリッジのネジを交換してスクリーンのステーを取付する方法でしたが、ヨシムラ製のスクリーンは、メーターカバー内でスクリーンステーの取付が完了するため、こちらの方が好ましいと感じました。

 期待は、高速道路でのヘルメットへの風圧がどれだけ軽減されるかですが、この点については、5/21の平日クラブの往復で明らかになると思います。



●チェーン交換

 重要機能部位のため、自身での交換には躊躇しましたが、DIDチェーンに決めていた事と、YouTubeの動画が公開されていた事もあり、何とか出来そうだったため、交換作業を決行することにしました。

 先ずは、工具の準備で、チェーン交換作業用のものだけではなく、チェーンのテンション調整用の工具も必要になります。

交換作業用工具は

27mmメガネ

19mmメガネ

カシメ工具(カシ丸くん)

ノギス

です。

最後のノギスは、最終良否判断に必須となります。


 実際の交換作業ですが、さすがに動画のとおりスンナリとは行きませんでした。

 古いチェーンをカットして、新しいチェーンをタイラップで接続して通しますが、この接続に注意が必要で、キチンと接続部がチェーンのピッチに合っていないと、ドライブスプロケットで引っかかりました。少々強引に引っ張り新しいチェーンを通しましたが、この点は注意が必要です。

 次にジョイントで仮接続になりますが、交換前の規定テンションのままでは、チェーンの重みで接続が難しくなります。あらかじめ、アクスルシャフトを緩め、チェーンテンションが最も緩い位置で接続される事が必要です。

 カシメでは、最終的にカシメた部位の直径で可否判断します。このため正確なノギスが必要となります。


●チェーン張り調整

 簡単かと思っていましたが、アクスルシャフトにかかるテンションが左右で異なるため、

左右を合わせるのは、かなり難しい作業です。

更にアクスルシャフトのナットを締めると若干左右に位置の変化が起きるため、これも厄介です。

 アクスルシャフトのヘッドは27mm、ナットは32mmでした。ナットのサイズが分からず、純正部品を購入して、ホームセンターでボックスビットを確認して購入しました。

 さらに工具として、トルクレンチ、5mmのアーレンキーが必要です。


●チェーン交換後のフィール

 今回、DIDチェーンのZVM-X2にしましたが、ダイレクト感が素人の小生でもはっきり分かる位に、感じられました。

ただし、エンジンの振動のような成分までリアタイヤに伝わる感じが少し気になりました。

これまでの、新車時のチェーンは、ややゴムっぽい感じがしましたが、逆にエンジンの余計な振動を吸収してくれていた感じもありました。

 新しいチェーンのダイレクト感は、アクセルワークにも影響があり、ガツンと開けてしまうと、体が置いていかれる感じさえします。なので、アクセルはジワっと開ける必要があり、結果、燃費が伸びています。


 元々、新車チェーンの錆に困って換えたチェーンですが、チェーンでバイクの性格が変わります。

作業、交換後のフィール共に、良い経験になりました。


nice!(0)  コメント(0) 
2024年04月24日| 2024年04月30日 |- ブログトップ